はじめに
最近話題のRust言語について学習しようと思います。
ということでまずはおなじみの環境構築からです。(ここが一番嫌い
ということで今回はWindows10でRust言語の環境構築をしていきます。
Visual Studio (推奨) または Microsoft C++ Build Tools をインストールする
Windows10では、特定のC++のビルドツールが必要なようです。
今回は、VisualStudioをインストールする方法が推奨されているためそちらで行います。
VisualStdioのインストールは以下のURLから(詳細は省きます)
インストールする項目は4種類
▶ .NET デスクトップ開発
▶ C++ によるデスクトップ開発
▶ ユニバーサル Windows プラットフォーム開発
▶ Git for Windows(RustプロジェクトではGitを使用するため)
Rustをインストール
以下のようにWindowsで上記サイトを開いた場合には、Windows用のインストーラーを自動的に表示してくれます。
基本的には、64bit版で問題ないでしょう。
ダウンロードボタンクリック後、「rustup-init.exe」がダウンロードされるので実行してRustをインストールします。
Visual Studio Codeをインストール
統合開発環境(IDE)は「Visual Studio Code」を使用します。
以下、「Visual Studio Code」ダウンロードページ。
こちらはインストーラーを実行するだけで良いはずです。
ここまで出来たらお馴染みの「HelloWorld」
Windows10での操作を想定しています。
プロジェクト作成
まずは、Rustプロジェクトを作成するためのフォルダを作成します。
作成後、用意したフォルダに移動します。
$mkdir Rust_sample
$cd Rust_sample
次に以下のコマンドを使って、新しいRustプロジェクトを作成します。
$cargo new hello_world_project
Rustのプロジェクト名はスネークケース(注1)が推奨されているようです。
注1:スネークケースとは、単語は小文字にして、各スペースをアンダースコアに置き換える方法
作成したプロジェクトをVSCodeで開く
$cd hello_world_project
$code .
VSCodeを起動すると、以下の画像のように表示されます。
srcフォルダの中にmain.rsファイルがあるのでダブルクリックでファイルを開くと、画像のようにあらかじめソースコードが記載されたファイルが開かれます。
見たままですが、おなじみの「Hello, world!」を出力するだけのプログラムです。
実行する前に以下の拡張機能をインストールしよう!!!
左枠側のツールバーの一番下のアイコン選択して検索欄で入力して追加します。
▶rust-analyzer拡張機能
▶C/C++ 拡張機能
▶CodeLLDB 拡張機能
デバック
ここまでで、必要な拡張機能もインストールできたので試しにデバックしてみましょう。
まずはソースコードの途中にブレークポイントをセットします。
以下の画面の黄色枠部分をクリックすることでブレークポイントをセットできます。
赤い丸印がセットされればOKです。
あとは、デバックアイコンを選択してデバックボタンを選択します。(F5キーでも実行可能)
LLDBを選択します。(初回実行時は起動構成が存在しないため失敗します)
デバック初回実行時はデバックを実行するための起動構成が存在しないためデバックを実行できないです。
そのためlaunch.jsonファイルなどを生成するためのダイアログボックスが表示されるので「はい」をクリックします。
もう一度、デバックを実行することで次は起動構成が用意されているので実行可能です。
以下の画像みたいにブレークポイントをセットした部分で実行が停止します。
さらにもう一度F5キーを押すことで最後までプログラムを実行できます。
これで「Hello, wordl!」が出力されます。
最後に
これでRustをインストールして実行するところまで一通り用意できました。
とりあえずRust実行するための環境構築は完了です。
あとはたくさんプログラムを書いてRustをマスターしましょう。
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